「メロ!!」
「!」
玄関からこっそり出ようとしていたメロの背中にの体が当たった。
後ろから止めるように。
「行かないで、」
「バカ。すぐに帰ってくるから」
「嘘吐き。
どうせ、死ぬつもりのくせに」
背中では泣いているのだろうか。
声が、震えている気がしてならなかった。
「・・・お前は泣き虫だな」
「・・・メロのせいだよ」
メロはそう言って少し笑った。
その笑顔はどこか切なそうで。
「ごめんな」
キスをひとつ、
一生で最後の。
バイバイメロ。また逢いましょう。
私も、すぐに逢いにいくから